小回りの効く、
若い組織に可能性を実感
新卒で入社した金融系SIerに6年間在籍し、受託案件の企画・PMを経験。インフラエンジニアとしてクラウドを強みとしていました。転職を意識したきっかけは、DX案件を受託したこと。事業会社で業務の変革に取り組むというダイナミックな仕事に魅力を感じるようになり、DXに前向きな企業への転職を検討していたところ、出会ったのが三菱地所です。
前職時代、不動産関連のスタートアップ企業に携わった経験から、まだまだアナログで変革の余地がたっぷりある業界だと認識していました。三菱地所については、不動産デベロッパーとしての実績はもちろん、再生可能エネルギー、農業、コンテンツ・エンターテインメント事業などいろいろなチャレンジをしている柔軟な会社という印象を持っていました。
他の事業会社やクラウド企業とも比較して迷いましたが、入社の決め手になったのは、DX推進部が非常に若い組織であることです。三菱地所はDXを本格始動したばかりの段階。やるべきことがたくさんある一方で、少数精鋭で小回りの効く組織に可能性を感じました。

クラウド導入から身近なアプリまで
幅広く携われる
私が手がけたプロジェクトとしては、まずCCoE(Cloud Center of Excellence)の立ち上げがあります。クラウド導入をグループ全体でスムーズに進めていくために、10か月ほどで立ちあげました。前職でも経験があったため、自ら「やりたい」と提案して立ち上げにチャレンジし、ユニットリーダーのサポートを得ながら、スピーディーに関係者を巻き込んでカタチにすることができました。
もう1つの大きなプロジェクトはデータ連携・分析基盤の構築です。「三菱地所デジタルビジョン」のエコシステム「MELON」(Mitsubishi Estate Local Open Network)において、「丸の内ポイントアプリ」を起点としたデータ利活用やデジタルマーケティングを行うのに欠かせないプラットフォームです。
実は友人も丸の内勤務が多く、丸の内ポイントアプリのユーザー。自分の仕事の成果を身近なシーンで実感できますし、ニュースになるような大きな仕事に携われるのもやりがいです。
自ら課題を見つけて「0→1」の
挑戦ができる
三菱地所では、DX推進部内はもちろん、IT関連以外の部署にも、エンジニアに負けないほど勉強して知識を持っている人がいます。DXが今後の成長のカギになるという認識がどの部署でも浸透しており、会社全体がひとつの方向に向かっているのを実感しています。こうした期待に応えていくDX推進部の一員としてふさわしい先進性をキープするため、会社の能力開発プログラムや資格取得支援制度などをフル活用しています。昨年はAI関連の研修を受講しました。
今後はDX推進部として、データ分析とクラウドの「民主化」を進めていきたいと考えています。現状では一部のスペシャリストが使うものと思われていますが、だれもが自分の手で自然に使いこなせるような環境をつくれるよう、情報発信に力を入れていきたいですね。自ら課題を見つけて「ゼロ⇒イチ」のチャレンジができ、その成果が多くの人に使ってもらえるサービスに直結している。そんな仕事を通じて切磋琢磨していける仲間をお待ちしています!