専門性と異なる
バックボーンを活かし、
新しいまちづくりを
執行役常務
髙野 圭司
新事業創出機能グループでは、長期経営計画におけるノンアセット事業領域並びにサービス・コンテンツ提供領域での収益利益拡大の一翼を担うべく、不動産を通じたリアルな場での顧客接点に加え、オンライン上におけるタッチポイントも拡充させることで、シームレスなサービスを提供するとともに、多様な接点から獲得・蓄積されるデータを横断的に分析することで顧客ニ一ズを的確に捉え、既存事業領域での課題の早期発見・解決や新たな事業機会の発掘につなげています。
一方では三菱地所グループ全体のIT戦略のかじ取りを行い、IoTの活用やテレワークが進む中で次世代に向けたITインフラの刷新を行うプロジェクト(次期ITインフラ構築)やBPRに資するアプリ開発、データ利活用のためのデータ連携・分析基盤など年間約300億円程度の予算を戦略的に振り分けていくことでグループ全体の生産性向上を推進し、また本年4月にはDX推進部内にサイバーセキュリティ推進室を立ち上げ、私自身もCISOとなることでグループ全体のセキュリティ施策もより強固なものとしていきます。

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1985年4月
三菱地所(株)新卒入社
総務部、経理部を経て、1997年に海外事業部へ異動 。9年間、三菱地所グループにおける海外事業の成長を牽引。その後、三菱地所投資顧問(株)に出向 。 -
2011年4月
広報部長
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2014年4月
執行役員 総務部長
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2015年4月
執行役員 海外業務企画部長
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2017年4月
執行役員 投資マネジメント事業部長
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2018年4月
執行役常務
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2023年4月より、新事業創出機能グループ担当として、全社の新事業創出、デジタルを起点とするビジネスモデル革新の推進を指揮。
また、不動産テック企業をはじめ、異業種も含めた様々な外部ステークホルダーとのオープンイノベーションを積極的に推進することで、新規事業開発や既存事業のビジネストランスフォーメーションを加速させていくとともに、グループ内のナレッジシェアリングも推進して、当社グループ全体のデジタル・IT活用スピード・リテラシーの向上を実現していきます。
デジタル・IT人材の募集では、様々な領域でこれまで専門性を磨いてこられた方々に参画いただくことで、我々が目指すデジタルトランスフォーメーションや新しいまちづくりの実現を加速できると考えております。異なるバックボーンを持った多様なメンバーに加わって頂くことで三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030の1つである「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進し、共に成長していけることを楽しみにしています。
リアルとデジタルの融合で、
まちを進化させる
DX推進部長
国久 望
オンライン×オフラインで、
まちづくりをリード
東京・丸の内、横浜・みなとみらいなどで不動産開発・エリアマネジメントを手がけてきた三菱地所は、2021年6月に「三菱地所デジタルビジョン」を策定しました。人々の行動においてオンラインの占める割合が急速に拡大する中、リアルなまちづくりで豊富な実績を築いてきた当社は、オンライン・オフラインをシームレスに行き来する体験を提供し、まちの進化を担っていきます。
このビジョンをITインフラ整備とフロントでのUXデザイン構築の両面から具現化していくのがDX推進部のミッションです。オンラインでユーザーとのタッチポイントをつくり、そこからデータを収集し、可視化・分析し、新たなサービスやコンテンツ開発などでUXを更に高めていくことで、1人ひとりに最適化された体験を還元する「UX Loop」を実現していきます。
すでに、まちとユーザーをつなぐ起点となる「丸の内ポイントアプリ」、社内外の様々なサービスとの外部連携を可能にする共通認証基盤「Machi Pass」、などの仕組みが揃いつつあります。DX推進部は、グループ各社・各事業部のDXを支援しながら、未来のまちづくりを主導していきます。

1996年4月新卒入社。
不動産証券化ビジネス等に従事したのち、名古屋や大丸有で大規模複合開発に企画・開発・運営の全てのフェーズで携わる。丸の内開発部(現プロジェクト開発部)、経営企画部のユニットリーダーを経て、2023年4月DX推進部長に就任。
多様で柔軟な組織で、
OMOのプラットフォーマーに
DX推進部の特徴は、CoE的な専門性と独立性に加え、多様性と柔軟さにあります。もともと、ITの知見・専門性を備えたメンバーはもちろん、不動産開発など事業部門のメンバーも多数参加し、IT子会社のメック情報開発(現三菱地所ITソリューションズ)と連携してDXと守りのITを両軸で推進する為に発足した組織です。
グループ内の情報システム・インフラの刷新といったSOR領域のプロセスイノベーションにも、グループ各社・各事業部を跨ぐサービスの改善や新規サービス開発にも、組織の枠を超えた連携が欠かせません。その点、DX推進部には各事業部から集まったメンバーやIT・デジタル領域の多様なバックグラウンドのメンバーが集結しており、各事業部を巻き込んでのプロジェクト推進が進めやすい環境があります。部内では専門領域によってユニットに分かれていますが、ITインフラ、アプリ、サイバーセキュリティ、データ、UXデザイン、コンテンツ開発といったチームが同じ部の中で連携し合いながら柔軟なアサインが行われています。
これから仲間になるあなたにとっても、既存の枠にとらわれない挑戦のしやすい環境。オープンで機動的な組織を存分に活かして、オンライン・オフラインを自由に行き来するOMO(Online Merges with Offline)の世界におけるプラットフォーマーを目指しましょう。
広がり続けるフィールドを、
挑戦と成長の舞台に

これまで培ってきた専門性を磨いていくのに加えて、新たなフィールドにチャレンジするチャンスも豊富です。与えられた仕事をやるというより、やりたいことにアプローチできる風土があります。業務時間の10%を通常業務以外の自分のやりたい活動にあてる「10%ルール」も挑戦意欲を後押ししてくれるでしょう。
三菱地所ならではの喜びは、自身の仕事がリアルなまちづくりにつながっていること、まちの表情や人々の暮らしを変えていくことを実感できること。オンラインとオフラインが融け合うこのまちを、あなたの挑戦と成長の舞台にしてください!