まだ眠っているデータに
伸びシロを実感
ハウスメーカーの建築部門で営業を経験した後、外資系ヘルスケアメーカーに転職。営業職を経験した後、社内公募に手を挙げてデータサイエンス部門に異動しました。5年間にわたって、プロジェクトのKPI改善、データ基盤の整備、BPR、データリテラシー教育などに携わる中で、営業時代には見えなかったデータを可視化して利活用できるデータサイエンスの面白みを実感することができました。
自身のやりたかったことなどが一通り終わり、次の目標を実現するために転職を検討。「三菱地所デジタルビジョン」構想と出会い、街と人、組織に関わる人々をより強くしていこうとしている三菱地所に強く惹かれ入社しました。実はもともと建物やまちづくりには興味があり、新卒の際も三菱地所にチャレンジしたことがあります。
入社の決め手は、丸の内という特別なエリアでビジネスやまちづくりに貢献できること。興味深いデータが手つかずのまま眠っているという伸びシロにもワクワクしました!

未開拓の領域を切り拓き、
OMOの世界を体現
入社後、手がけているのは、データ基盤の整備、データ分析、そして、各部署のKPI設定を行うコンサルティングです。たとえば、エリアマネジメントを担う部署と一緒に進めているプロジェクトでは、エリアで行われるさまざまなイベントに訪れてくださった人々に、よりよい体験を提供するための適切なKPI設計や、行動・感情の可視化を進めています。また「丸の内ポイントアプリ」が健全にグロースしているのかを可視化し、今後の展開に役立てようとしています。
Webや小売・製造といった分野のデータにはある程度の型があり、事例もよく知られています。一方、不動産デベロッパーのデータは非常にユニーク。まだまだ使われていないデータが多く、データを用いてやれることがたくさんあるため、未開拓の領域を切り拓いている醍醐味があります。
リアルとオンラインの融合したOMO(Online Merges with Offline)の世界をデータサイエンスティストの目線で体現できる点でも、三菱地所ならではのデータに将来性を感じています。
リアルなまちに、
より価値の高い体験を
三菱地所の素晴らしいところは、誰もがプロジェクトの立ち上げ・主体的にリードすることができる風土があるところです。周囲のサポートも得ながら、主体的に成果を出していきたいですね。
今後は、さまざまな部署をコンサルティング型のデータサイエンスでサポートし、グループ全体のデータサイエンス・データ分析についてのリテラシー向上を目指します。こうしたDX推進部の働きかけに対して、スピード感をもって前のめりに取り組んでいこうという姿勢と期待を各部署から感じています。
すでに寄せられている多種多様なリクエストに応えていくためには、よりデータドリブンな意思決定を機動的に行える組織として、データアナリティクスチームを強化していくことが必要です。さまざまな部署と一緒に仕事をしながら信頼関係を築いていき、リアルなまちに、より価値の高い体験をもたらせるよう、データサイエンスを活かしていきたいですね。