
私たちの鼓動
総合職/キャリア編
YOSHIRO MUROHOSHI
現場から経営企画へ
多様な経験を活かしてキャリアを
切り拓く

2014年入社
経営企画部
ユニットリーダー室星 吉郎
一年に一つは資格を取得するよう日々勉強を継続。愛犬である黒いプードル「ロロ」と過ごす時間を大切にしており、休日はロロの世話だけで一日を終えることも多いという。
TURNING POINT
ターニングポイント
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入社1年目
都市開発一部(現:プロジェクト企画部/都市開発部)に配属
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入社2年目
港区の複合開発案件の担当
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入社5年目
新規案件ソーシング、中央区の複合開発案件の担当
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入社6年目
経営企画部へ異動
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入社10年目
経営企画部でのマネジメント業務
転職のきっかけ

デベロッパーではなく
「三菱地所」で仕事がしたかった
前職は金融系企業で開発、不動産ファンド事業に従事しており、その前職時代に、三菱地所とはあるエリア開発プロジェクトで一緒になる機会がありました。当時の私は、投資する企業の立場で不動産を「金融投資商品」として捉えていました。それも資金調達や収益性向上のために必要な視点ではありますが、一方で三菱地所はそこに住む人、訪れる人に寄り添いながら「こういうまちにしたい」という強い思いを持ってまちづくりに挑んでいました。
その姿勢に心を動かされ、「短期的な利益だけでなく、地域の未来を考えてまちづくりに携わりたい」という気持ちが芽生えたのが、転職へと踏み出したきっかけです。ちなみにデベロッパーではなく三菱地所で仕事がしたかったので、応募したのは三菱地所のみ。理由は、事業領域が幅広く、いろいろな経験ができると感じたためです。
- 入社1年目
- 都市開発一部(現:プロジェクト企画部/都市開発部)

入社直後のプロジェクトで得た
手応えと課題
入社後に東京・青山にあるオフィス・ホテル・商業の複合ビルの開発を担当しました。当初はオフィス単体の計画でしたが、途中でホテルを含む複合施設へと方向転換。当時の三菱地所ではオフィスにホテルを取り入れる事例が少なかったなか、前職でのホテル関連プロジェクトの経験を活かすことができました。とくにこだわったのはホテルオペレーターの選定。最終的にはまちの雰囲気にマッチした、1980年代のテイストを感じられるホテルに仕上がり、大きな手応えを得ました。
一方で反省点もあります。それは、社内でのコミュニケーションが不足していたことです。転職直後で社内での案件の進め方に慣れていない部分があり、他部署とのコミュニケーションが上手くいかないこともありましたが、そのときの上司・同僚にフォローをしていただいたのをよく覚えています。しかしその経験を通じて適宜情報を共有することの大切さを学び、その後は部署を超えた協力を得られるようになりました。三菱地所の連携を重視する文化は、今では非常に心強く感じています。
- 入社6年目
- 経営企画部へ異動

経営企画部の立場で
コロナ禍を経験
経営企画部は、主なミッションとして「長期経営計画」の策定があり、この計画を立てた後、進捗をモニタリングし、必要に応じてレビューや軌道修正を行い、経営目標を実現へと導く部署。異動直後は、前の部署とは業務内容が大きく異なるため戸惑うこともありましたが、迷いながらも手を動かすうちに、最終的には不動産に紐づく業務であることが見えてきました。前職や前の部署での経験が活きると気づいたことで自信が生まれ、意外とスムーズに新しい環境に順応することができました。
大変だったのは、異動と同じタイミングで発生したコロナ禍です。人の流れを制限しようとする動きは事業的に大きな打撃で、業績下落の可能性に直面しました。しかし厳しい状況の中でも社内の雰囲気は前向きで、みんな歩みを止めようとせず、新規投資を進めるなど“攻め”の姿勢を崩さなかったのです。おかげでコロナ後の回復期に向けた基盤をしっかりと築くことができました。大きな痛みを伴ったコロナ禍でしたが、同時に三菱地所の底力を実感できた出来事でもあります。
- 入社10年目
- 経営企画部のマネジメント

長期経営計画の目標達成が
最優先課題
現在は2030年度末の長期経営計画の目標達成に向け、経営層への長期経営計画のレビューや新たな施策の提案等に取り組んでいます。この過程で感じたのは、三菱地所は大きな組織でありながらボトムアップの柔軟性もあるということです。もちろん目標達成のためという前提はありますが、全社戦略、組織再編等を含め「こうしていきたい」という意見をしっかり汲み上げてもらえる経験は、自身の成長の糧になっています。
経営企画部で業務にあたっていると、全社を見渡す立場上、現場にいないにもかかわらず「分かったつもり」になってしまう危うさを感じることがあります。おそらく今は「いろいろな経験をしたい」と三菱地所に転職してきた初心に立ち返るとき。分からない世界に飛び込み、自分なりの答えを見つける。そのプロセスこそが、自分をもっとも成長させると信じています。だから環境の変化はいつでもウェルカム。新しい部署でも、伝統ある部署でも、これまでの経験を活かしつつ、新たな挑戦を楽しもうと思っています。
私の勝負メシ

青山の再開発プロジェクトを担当していたときに通っていた「シャンウェイ」の毛沢東スペアリブが私の勝負メシ。ピリッとした辛さが刺激となり、エネルギーが一気に湧いてくるあの感覚がたまりません。今でも仲の良いメンバーと「シャンウェイの会」を定期的に開催。近況を報告し合いながら親睦を深めています。
